見上げると、それらは繋がっていた
いつしか私の遙か頭上に弧を描くように聳え立っていた
無機質なそれらに寄り添っても何も知り得ない、わかり合えない
同じように無機物を建造しても何も為し得ない、わかち合えない
私はいつもの場所でそれらを眺め過ごし、行く末を見届けるのだろう
はたして、もっと強固なものに成り行くのか、朽ちて崩壊していくのか
BranchArchには結末があり、均衡は永遠には保てない
もちろん私のそれも同様だが、運命だけは決定づけられている
私の持つBranchArchは交差することのない半端な構造物
眼下にはそれまで育んできた営みが垣間見える
だからこそ慎重に現在を刻んでいるのだ
そう私は世代の異なる端的な存在
このシンボルは誇示する必要のない絵手形
BranchArch
それは心の現像
振り返ると、別れ道の支点へ辿り着いた
この道標はあなたと出会った大切で確かな記憶
有機質なそれらに寄り縋っても何も遺し得ない、わかり合えない
同じように有機物を要しても何も果たし得ない、わかち合えない
またこの枝の発端からやり直すことができたのなら、
悲しいかな、私はあなたとの出会いをなかったものにするのだと思う
BranchArchには定順があり、その既視感は歪められない
もちろん私のそれも同様だが、経路さえも決定づけられている
私の発つBranchArchは交錯することのない単価な樹木
葉下にはそれまで育んできた岐路が木漏れ見える
だからこそ夢中に存在を拒んでいるのだ
そう私は世界の異なる端的な存在
このシンボルは誇示する必要のない絵空事
BranchArch
それは心の肖像
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