Dec 1, 2009

片隅の腕時計

それはそれは、贈り物だった・・・

いろいろな腕時計
電池が切れて止まっているけど
入れ替えすれば元通りさ

でも、もう外の時間はどんなに進んだことか
腕時計をする人なんて一人握りになってしまったよ

君が居なくなってから
残されたモノたち

ヒトやモノ、すべてがその時止まっていた
だけど外の時間がその縛りをひっぺがして
いつしか君は独りになった

それはまるで逝った日のように


それはそれは、形見だった・・・

いろいろな腕時計
無数の傷が入ってはいるけど
大事で大切な思い出の品さ

でも、もう気持ちだけで十分だよ
返すべきところへ返す瞬間がやってきたみたい

君が眠りについてから
創り出された曖昧

ヒトやモノ、すべてが境界線を伴っていた
だけど抽象的になって記憶の片隅から
はじき出された腕時計


それはいまさっき渡してきたよ
あなたを変わらず愛している人の元へ
いつまでも偏った愛情を注いでいる人の元へ

大事にしてくれる人の元で、おやすみ
歯車まわしてくれると、いいね
それじゃあ、ばいばい

Oct 3, 2009

tHe wOrld's eNd

そのセカイに居れば
そのセカイのモノを使いこなすのが当たり前
だけどキミには無理な話さ

最初から比較したがるセカイ
何も変わろうとしないセカイ

「キミはこのセカイの人間じゃないから・・・」
そのセカイのモノが突き放す。

優しく拒絶した言葉の奥に
諦めにも似た心の呟き

手を休めることもなく
視線を送ることもなく
静かに金属をたたき続ける

「きっと誰かが新しいセカイを創造してくれるだろう
 だが、それはキミなのか?」

tHe wOrld's eNd
もう終わりにしよう・・・こんなセカイ
ためらいもなく引き金を引いた


そのセカイで犯せば
そのセカイの法で裁かれるのが当たり前
そうキミにも適用されるのさ

最初から閉ざされたセカイ
何でも枠にいれたがるセカイ

「キミがこのセカイの住人じゃないために・・・」
そのセカイのモノが言い切った。

激しく拒絶する言葉の奥に
恐怖にも似た心の声

平静を装いつつ
顔の表情も変えずに
静かに審判は執り行われる

「きっと誰かが新しいセカイを創造してくれるだろう
 だが、それはキミではない」

tHe wOrld's eNd
もう終わりにしよう・・・こんなセカイ
ためらいもなく首を差し出した


最後まで比較したがるセカイ
誰も変わらせないセカイ

最後まで閉ざされたセカイ
何でも支配したがるセカイ

「キミはこのセカイの生まれではないというのか・・・」
そのセカイのモノが驚いた。

「きっと誰かが新しいセカイを創造してくれただろう
 それはキミだったのかもしれない」

tHe wOrld's eNd
もう終わりにしよう・・・こんなセカイ
ためらいがちに首に縄をかけた


全てをも拒絶するセカイ
静かに滅していくセカイ

全てをも譲らないセカイ
真実を語り始めたセカイ

「キミはそのセカイのモノじゃなかったのさ・・・」
このセカイのモノが笑って言った。

「きっと誰かが新しいセカイを創造してくれただろう
 もう、それが叶わうことはない」

tHe wOrld's eNd
もう終わりにしよう・・・そんなセカイも
ためらいがちに引き金を引いた

Sep 24, 2009

泡沫のウタ

浮かんでは消えていく キミのウタ
壊れないように掬っては箱の中にそっと閉じ込めた

ウタがあの日 吐血していれば
キミのカラダがこれ以上蝕まれることを
防ぐことができただろうに

ボクは独り 幸せ色に染まって
キミの話題さえ触れようとはせず
歌うことをねだったんだ

笑顔で 答えた キミ
歌い出す それは 泡沫のウタ


憂いては嘆いていく キミのウタ
破れないように広げては引き出しにまたしまい込んだ

ウタがあの時 嗚咽していたら
キミのココロがこんなにも傷ついていたことを
気づくことができただろうに

ボクは独り 満足げな表情で
キミの言葉を飼い慣らして
歌うことを望んだんだ

俯いて 頷いた キミ
口ずさんだ それは 泡沫のウタ


ようやく気づいてしまった キミのウタ
もうその時期が迫りてきっていることを綴っている

ウタがこの場で 音を上げて
キミのヒトミに光が射していないのを
この目に焼き付けさせた

ボクは慌て 閉じ込めたウタたちを
キミのカラダに注ぎ込んで
歌わせたことを憂いたんだ

抱きよせて 崩れ去る キミ
解き放った それは 泡沫のウタ

Jul 10, 2009

葬舟流し

遠く 遠く 夜の波間に 小舟を浮かべて
いつかは訪れるこの日に立ち会い
旅立ちの灯火を掲げた

炎に揺れる 君の寝顔は とても穏やかで
いつまでも覚えていられるように
その顔を瞳に焼き付けた

本当なら枯れていくその肉体の傍らで
ずっと寄り添っていたかった

そう--

ずっと一緒に居たかった
もっと抱きしめていたかった
たくさん笑っていたかった

こんな自然な思いが許されないなんて
誰が決めたことなの?

認めたくない衝動が
君の足に縋り付いて
別れの進行を遅らせる

時間よ、いっそこのまま止まって欲しい


遙か 遙か 逝ってしまった 君の亡骸を
見えなくなってもこの場から離れられず
別れを断ち切れないまま

瞳にゆれる ぼやけた景色は とても優しくて
いつまでも浸っていられるように
そっと身を支えてくれていた

本当なら動かないその肉体を連れ帰り
今更ながら飯事やろう

そう--

ずっと一緒に居たかった
もっと抱きしめていたかった
たくさん笑っていたかった

生きていくことがこんなに辛いなんて
誰も望んではいないのに

胸締め付ける苦痛が
君の姿を追いかけて
魂の行方を危ぶませる

世界よ、いっそこのまま閉じて欲しい


そう--

ずっと一緒に居たかった
もっと抱きしめていたかった
たくさん笑っていたかった

愛していた 君のこと

Jun 16, 2009

ハカイノヨメ

カノジョがその手を振り払えば 一瞬にして吹き飛んでいく
積み木の山がガラクタのチリに変わり果てる

ハカイノヨメ 君は僕の神さま
この脆弱な世界の救世主

生命を風にのせて、転生を描いていく


カノジョがその息を吹きかければ 瞬く間に凍り付いていく
荒れ狂う海がクリスタルの間に生まれ変わる

ハカイノヨメ 君は僕のパートナー
この堅牢な心の支配者

基軸を天に伸ばし、時間を紡いでいく


カノジョがその涙を零し拭えば 一日中降り続いていく
直線の雨がサバンナの傷に満たし癒す

ハカイノヨメ 君は僕のナイフ
この埋もれた亡骸の管理人

歯車を海に転がし、大気を焦がしていく


カノジョがその瞼を閉じ終えれば ゆっくりと溶け出していく
最後の幕が夕焼けの赤に添えて染みる

ハカイノヨメ 君は僕の悲しみ
ハカイノヨメ 君は僕の悲しみ
ハカイノヨメ 君は僕の悲しみ

May 27, 2009

掃除機をかけよう~♪

なんだかとても面倒くさい
面倒くさいったらありゃしない

掃除機をかけよう~!
なんていつも思うけど
無駄にだらだら違うことして
明日こそ、今度こそ、になっちゃうよ


なんだかとても気が重い
邪魔くさいったらありゃしない

掃除機をかけないと。。。
なんていつも思うけど
無駄に重いし、五月蠅いし
ちょっとはこっちの身にもなってよね


でもでもね、掃除機かけた後の
絨毯は気持ちいい
フローリングもすべすべで
空気が綺麗になった気がするの


かけ始めれば、終えられるのに
なかなかそこまで辿り着けない けど

掃除機をかけよう~♪
かければ気分がHAPPY
無駄にごろごろ寝転んで
実感しちゃう、この快適さ

掃除機をかけよう~♪
掃除機をかけよう~♪
掃除機をかけよう~♪

May 21, 2009

.: aQua sPac[e]r :.

揺らめく水面に飛び込んで
光の波紋をくぐり抜け
Slowな舞台でアナタを見つけるの

ねぇ 伝わるかしら
この耳元に触れた aQua sPac[e]r
アナタに優しくされたい
ワタシのココロが群青に溶けていく

アナタの視線を探してしまう
アナタが見つめるその先を

求めて 憂い
零して 拭い
淡い想い 泡になって咲き誇る


さざめく波間に漂って
飛沫の輪舞曲を聴きながら
Sorrowな夜空にアナタを誘うの

ねぇ 感じるかしら
この指先に絡まる aQua sPac[e]r
アナタに抱きしめられたい
ワタシのカラダが無意識に反応する

アナタの言葉に縋ってしまう
アナタが発するその口元を

求めて 奪い
零して 絡め
閉じた瞼 身も心も溶けていく


アナタの笑顔に癒されたい
アナタが魅せるその一瞬を

ねぇ 寂しすぎるから
ずっと抱きしめていて aQua sPac[e]r

Apr 29, 2009

あなたをこまらせる

あなたには逢えない
だってそう私が決めたことだから

このままじゃだめなの
ながされて前になぜだかすすめないもの

答えがほしいわけじゃないけど
明日につながる何かがほしいの

あなたが居ると甘えてしまう
あなたが存ると強くなれない

わがままばかり口にして
あなたをこまらせる私


あなたには逢わない
だってそう私が決めたことだから

このままじゃいやなの
あなたの傍でなんだかわらえないもの

嫌いになったわけじゃないけど
わたしが私をきらいになりそう

あなたと居ると夢見てしまう
あなたと在ると一人がつらい

言い訳ばかり口にして
あなたをこまらせる私


あなたには逢えないの
うん そう 私が決めたから

このままじゃこわれるの
心が痛くて私が消えちゃいそうなの

伝えてないこと口にして
こらえきれずなみだする私


あなたには逢わないわ
だからもう 決めたんだから!

!!!

ふいに抱きしめられる!
このままじゃ・・・・だめ・・だよ・・・


あなたが居ると甘えてしまう
あなたが存ると強くなれない

あなたと居ると夢見てしまう
あなたと在ると一人がつらい

ごめんね
そう そうなの
私 ただ抱きしめてほしかった

Apr 24, 2009

破恋落涙夜 (コイヤブレ ナミダオチル ヨル)

何もない場所から言葉を紡いでいく
無感情で居ても心はいつも何かを綴っている
声に出せない想いがいつしか積もり溢れ出して
何かが壊れた。。。

突然しゃがみこんで大声で泣き出した
なにをどうすることもできなくて
ただただ子供のように泣いた

君がいなくなったこの部屋で
感傷的に寄り添う時間だけが優しかった


締め切った部屋でただ時間を過ごす
心に穴があいて言葉の破片さえ紡ぎ出せない
だけど夜になれば窓をあけて風に吹かれよう
きっと優しくなれるから。。。

君を傷つけた一言でこの恋が消え去った
数え切れないほどの笑顔に満ちた日々
そのどれもが過去のものになっていく

君のいないこの部屋で月の明かりだけが
涙の跡を見つけたよ

これからどうすればいいんだろう。。。
明日から時間も待ってはくれない
思い込むばかりで心が沈んでいく

重い、重いよ
病気になりそう
声を出そうにも、
胸になにかつまったような感覚がもどかしく
ベッドの上でもがいてまた、
どこかが壊れた。。。

仰向けになって声を殺して泣いた
もう目をあけてられなくて
そのまま泣き疲れて眠りに落ちた

Feb 13, 2009

罪と記憶

記憶が大気に流れていく
今言葉を遮ってしまったら
大罪が押し寄せてきて、
心を失ってしまいそうになる

罪は私のものではないが、
心の奥深くまで入り込んで
なんともいえない気持ちになる。

疑似体験を思い描いてしまい
眠れない重い夜を過ごす
これは罪なのか。。。
それとも罰なのか。。。

どこかで彼を追っている。。。
切っても切れないもの。。。

答えのない憂鬱さにこの身を蝕われていく。
はかない、せつない、さみしい、思い出

かすみゆく時間の中に置きっぱなしにしてきた。
時には、迎えにいってあなたをあたためてあげたい。。。

あなたを思い出す。。。
忘れたりはしない。。。

破片

僕の中に埋もれていた 破片
ようやく形になる機会に恵まれそうだ

この舞台の感覚が
いつもとちがう緊張が
見ている側の僕を奮い立たせたんだ

すっかり忘れていたこの想い
この先どう生きていこうか
迷いあぐねてた僕を解き放ってくれた

ありがとう
僕に力をくれたみんな。
僕はこの舞台で、破片を紡ぐよ

気持ちを込めて贈るから
この欠片がたった一人にでも届くといいな。

できることなら、
君を癒せたり
泣かせたり、
勇気づけたり。。。

そのときの君の為に歌えるのならば
僕にとってこれ以上のに幸せなんてありはしないだろう。

だから僕は歌うんだ。
君が振り向いてくれるまで。