Jan 28, 2007

空手紙

 ずっと眺めていた流れ落ちる木洩陽を
「そんな瞬間がいつも傍にあるといいのにね」
そっと見守っていた幸福色した微笑みで
寄り添ってくれていた あなたを想い出す

恋の行方は誰も知らない風物語
「こんな時間はいつも一緒にひたれたらいいのにね」

ああ 髪をとかすようなそぶりで頬に手を添え
瞼を閉じて委ねてく あなたに唇あわせた

あなたが零した涙 あなたが見せた表情を
この胸に大切に刻み込んでいる
さあ 涙が止まるまで・・・

涙が止まったのなら落ち着くまで
そっとしてあげたい・・・・・まで

優しい想いで見つめられる黄昏を
さりげなく綴ったまでのそんな空手紙

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