Jan 28, 2007

イォークの祈り

  華麗なる飛躍を夢見るいつしか
  五月雨の夜に銀色の閃光が迸る

  瞼を閉じることにより
  心は瞳となり道を指す

  枝の誘惑に囚われず
  寂しい媒体をかわして

  軌跡を導く羽々の揺らめきは
  土に還らず再び舞い上がり
  綴りを残す君の言葉となる

   ”時間刻み込む構想だけが
    心の居場所を押し潰し
    まるで最期の記録を
    焼き付けたように”

  命燃やすために心を荒波に託し
  黄昏に染まりゆく水平線を背に

  孤独に浮かんだ鏡水の空にて
  変化し続ける鮮やかさの砦

  気を休めよ明日の旅に備え
  思い残した言葉を並べ誘おう

   ”路傍に咲く君の花には
    感性の接吻を交わし
    あの丘のあの樹木
    聖霊を放ったよ”

  さっきまでの淡さの中に苦み
  この種は幾千の大気に挑み

  執行人が下した最期の審判だった・・・

  この祈りに代えて私は償いの儀式に代償を
  この祈りに込めて全てのことに浄化還態を

                   イォークに捧げた・・・・

No comments: